【第74回Dexオフ優勝】【VGC2016 中間レート1位】グラカイドータ〜アローを添えて〜

VGC2016日本全国予選に落ちてしまいましたが、大会2週間前の4月中旬頃レート1位を取ることができ、パーティは間違いなく強いと確信を持っていました。
僕のVGC2016公式大会は終わりを告げましたが、同パーティで結果を残したく、同ルールの第74回Dexに参加しました。
最後に優勝という結果を残すことができてよかったです。

今回、グラカイドータという構築を使いました。
もうだめださんがあんぐらオフで優勝した際に使っていたグラカイガルマンダエルフドータからスタートし、自分なりに変えていったものとなります。
もうだめださんのブログ記事:http://d.hatena.ne.jp/moudameda_kuroron/20160119/1453172467#seemore

このパーティの完コピで第二回大正義オフに参加したときにBEST8という成績を残しました。
しかし、蓋を開けてみるとドータクン選出時には全勝、エルフーン選出時には全敗という結果でした。
エルフーン選出の際の理由はドーブルモロバレルがおり、しんぴで眠りを封じるでしたが
ドーブルとバレルがいないパーティがほとんどいないかつエルフーンで勝てなかったため、
グラカイドータという軸を固定しながらドータクンにラムの実と神秘のまもりを採用することで
グラカイドータという基本選出をゆがませないようにしました。
最後にBig6のあらゆる選出パターンを考え、マンダドータグラカイが基本選出となりました。



以下詳細となります。
ボーマンダ@メガ石
171‐175‐135‐162‐111‐189
ハイパーボイスすてみタックル・ねごと・まもる

Big6への基本選出1。配分はゼルネアスをハイボで1/3、すてみで2/3となります。
グラードンにハイボが入れば、裏のグラードンのダブルダメだんがいの圏内となります。
ねごとはBig6のガルドーを意識しており、いびきではドーブルを倒したあとのグラやゼルネに
裏の圏内に入れる有効ダメージが入らないため、意味がないと考え、2/3の確率となりますが
有効ダメージが入るねごととしました。マンダミラーとなった場合、りゅうせいを打たれれば
隣のドータクントリックルーム後の裏出しグラードンに有効なダメージが入らないため、
つっぱってハイボを選択します。ハイボ押して、グラ圏内にいれて、ドータクンがトリル張ればトリルグラ展開のためにさっさと殺されていきます。りゅうせいぐんはありませんが対オーガレックにはガルーラを出すことが多く、必要だと感じたことはありませんでした。

○ガルーラ@メガ石
212‐194‐120‐xx‐101‐120
ねこだまし すてみ けたぐり ふいうち 

2枠目のメガ。主に対オーガレック+ナットレイやボルト入り(ちょうはつでドータを邪魔しそうなやつがいる場合)に出します。
トリル展開を行うために最速をとる必要がなく、いじけたぐりで相手の最速ガルーラを
1ターン目に蹴り殺すことが多かったです。基本選出ではなく、ボーマンダが入りにくい
オーガレックやボルトへのメガポケモンのため、グロパンではなく、けたぐりで確定だと思います。れいび+けたぐりでナットが死にます。
すてみの理由は相手のボルトロスをいかく込みですてみで殺すために必要です。
Sは最遅にした方いいかもしれまそうです。


ドータクン@ラム
174‐126‐136‐xx‐166‐35
ジャイロボール トリックルーム スキルスワップ しんぴのまもり

オーガレック以外への基本選出。グラカイミラーでもトリルから後攻スキスワで有利な天候を取るために最遅+1としています。ミラーはスキスワでグラードンにふゆうを渡すのが強いと考えています。
裏出しのドータではなく、先発で試合を整えるドータのため、重力催眠ではなく、スキスワ神秘としている面もあります。そもそもラム神秘じゃないとBig6のパターンに対応できない。
グラカイに打点が入らないため、ドータクンを選出しない人もいると思いますが、相手のドータクントリックルームを展開されたあとに素催眠をくらうと負けなので選出は必要だと考えています。
Dexの決勝ではグラカイが見えていましたがドータクンを選出し、神秘のまもりのおかげで完封しそうでした。(実際は3連自傷)
攻撃力はジオコンゼルネにいかくこみでジャイロで二発。
耐久は雨しおふき耐えとなっています。(グラをあと投げしたくない場面が多い)
赤ゲージぎりぎり耐えることが多かったため、この配分でよかったと考えています。


カイオーガ@メガ石
207‐xx‐138‐221‐181‐114
こんげん かみなり れいび まもる

ドータをグラの炎技からまもるために裏投げから雑に扱う枠。逆に対オーガレックでは慎重に扱います。配分のCはかみなりでオーガ二発、れいびでグラに1/3あればよく、Sを少しふり、あとはHBに振りました。
HBにふることでだんがいを高確率で二発耐えることができ、後出しがしやすくなっています。
アローの代わりにボルトロスを採用している人はかみなりではなく、もうひとつ水技が多いようですが
私はアローなのでかみなりを採用しています。グラカイミラーでドータクンを出すため、
ミラー時のオーガに打点がなくなるためです。


グラードン@メガ石
207‐203‐181‐206‐118‐85
だんがい ふんか りゅうは まもる

あと投げしたくなく、死に出しをしてふんかを押すポケモン。ふんかで相手のグラに半分ダメージを入れながらドータクンのスキスワで相手のグラの地面技を透かすのがきれいです。対雨のときはガルに水技入らないように雑にあと投げします。
ふんかはだんがいと異なり、命中安定なのがいいですね。だいちではゼルネにダメが入らないためにだんがいを選択しました。
先にりゅうはを見せているとだいちのちからだと思われて、ドーブルでこのゆびされている上からだんがいでドーブルゼルネ殺すことが多かったですね。
グラドータでドーブルゼルネに対し、ワイガならジャイロが通り、ゆびならだんがいが通り、ダクホは神秘でロックは美しい動きです。
りゅうはでは、ガリョウあとにレックを一発で落とせるようにCを振っています。
また、りゅうはでグラが1/3削れるのは覚えておくと便利です。
Aは無振りで足りないと感じることはありませんでしたが、計算してみるともうちょっと欲しい結果がでています。しかし、Cも削りたく難しいため、Aは無振りとなっています。
Dはおくびょうだいち耐えまで振っています。Dにふると、シャイン+ムンフォをほぼ耐えるのも重要でした。


ファイアロー@珠
185‐146‐91‐xx‐89‐147
ブレバ フレドラ おいかぜ まもる

対雨に裏からおいかぜしたり、ディアルガ入りによく出します。
ここの枠はボルトロスの方が多いですが、ボルトロスでは雨ナットレイに強くない。
ディアルガにも強くない。ドータクンにミラーの選出を取られているとの理由でファイアローとなっています。
配分はHAです。ミラーでのSはBig6以外で採用をあまり見なく、Big6には固定選出があるため、Sで問題ある場面はなく、耐久があって、好都合なことが多くありました。あと出しアローのため、相手を妨害する、自分の動きを通すファスガやちょうはつはなく、
展開のおいかぜ、攻撃技2つ、まもるで落ち着いています。